フェイシャルテーピングイラスト集

【16種類の表情筋へのテーピング】

各種表情筋テーピング

①前頭筋の貼り方

額の中央から髪の生え際に向かってMテープを引っぱり上げながら貼ります。前頭筋をテーピングし鍛えることで、上まぶたの垂れ下がりの改善と、額の横ジワが軽減されます。また、隣接する眼輪筋、鼻根筋、徽眉筋も引っぱられ鍛えられます。額の横ジワを改善することで、若返りの印象がより強くなります。

②皺眉筋の貼り方

目頭と眉頭の中間辺りから、斜め上にV字型に引っぱりながらMテープを貼ります。 徽眉筋をテーピングし鍛えることで、眉間の縦ジワと横ジワを改善してくれます。 また、隣接する眼輪筋、鼻根筋、上唇鼻翼挙筋も引っぱられ鍛えられます。 眉頭の下には「さんちく」というツボがあるので、その場所を刺激すると眼 精疲労に効果があります。

③眼輪筋の貼り方

図のように、SまたはMテープを眼輪筋にそって引っぱりながら貼ります。 眼輪筋をテーピングし鍛えることで、 上まぶたや目の下のたるみ、目じり のシワが改善されます。さらに目が大きく切れ長になります。 また、眼輪筋は目の周りにあるすべ ての表情筋と連動していますので、この筋肉を鍛えることで顔全体の表情筋をゆるやかに鍛えてくれます。

※注意 目のふち(まぶたの周り)からは1cm 以上離して貼って下さい。まぶたの皮膚は繊細でかぶれやすいのでご注意下さい。

④側頭筋膜の貼り方

側頭筋膜はお顔の輪郭部分の一番上にある表情筋の連結部です。 目じりの横、髪の毛の生え際あたりから上に向かって引っぱりながら貼ります。 側頭筋膜をテーピングし鍛えることで、ホホや顔の輪郭全体がリフトアップされます。

側頭筋膜は眼輪筋、小頬骨筋、大頬骨筋、広頚筋などとつながっており、 ホホや顔の輪郭のリフトアップのベースとなる重要な部分です。

⑤鼻根筋⑥上唇鼻翼挙筋の貼り方

鼻の根元の少し上から真上にLテープを引っぱり上げながら貼ります。 鼻根筋をテーヒングし鍛えることで、眉間にある横ジワの改善効果があります。 また、隣接する上唇鼻翼挙筋、眼輪筋、徽眉筋、前頭筋も引っぱられ鍛えられます。

また、このテーヒングをすると鼻の通 りがよくなり、鼻呼吸がしやすくなります。

⑦鼻孔収縮筋の貼り方

まず鼻テープをご自分のお鼻のサイズに合わせて切ってご使用ください。目安は貼ったときに小鼻の幅より少しはみ出す幅です。 両端を引っぱりながら鼻筋にテープの中心を合わせて、両方の鼻腔(小鼻) にかぶらないように貼ってください。小鼻にかぶりますと呼吸がしにくくなります。

老化してこの筋肉がゆるむと鼻が広がってきます。鼻筋の通ったすっきりしたお鼻にチャレンジしましょう。また、眼輪筋の下部も引っぱられ鍛えられるので、目の下のたるみ改善にも効果があります。このテーヒングをすると鼻の通りがよくなり、鼻呼吸がしやすくなります。

⑧口角挙筋⑨小頬骨筋の貼り方

小頬骨筋は口角挙筋の上を平行し て走っており、この2つの筋肉は一緒に鍛えることが出来ます。 ほうれい線の少し上から外側に向けてMまたはLテープを引っぱりながら貼ります。 この2つの筋肉を鍛えることでホホのたるみが改善され、深くなったほうれい線もうすく改善されます。 また、隣接する口輪筋、大頬骨筋、上唇鼻翼挙筋も引っぱられ鍛えられます。

※注意 貼る際は眼輪筋を上に押し上げないようにしてください。眼輪筋を押し上げると、目の下にくぼみができる場合があります。

⑩大頬骨筋⑭口角下制筋の貼り方

口角で大頬骨筋と口角下制筋が重なっており、この2つの筋肉は一緒に鍛えることができます。 口角の横から外側に向かってMまたはLテープを引っぱりながら貼ります。この2つの筋肉を鍛えることで口角を引き上げてきれいな笑顔を作ります。また、ホホのたるみやたれ下がり、深くなったほうれい線を改善する効果もあります。

さらに、隣接する小頬骨筋、笑筋、口輪筋、側頭筋膜も引っぱられ鍛えられます。 ホホのたるみ、小顔対策では重要な表情筋です。

⑪口輪筋の貼り方

図のように、Sテープを口輪筋にそって引っぱり上げながら貼ります。 口輪筋をテーピングし鍛えることで、 たるんで伸びた鼻の下が引きしまり、薄くなった上唇が厚さを取り戻し、魅力的な口元を作ります。口の周りには、表情筋の全体量の70%が集中しており、多くの筋肉とつながっています。

他の表情筋と一緒に鍛えることでさらにテーピング効果が上がります。

⑫笑筋の貼り方

口角の横から、外側に向かってMま たはLテープを引っぱりながら貼ります。笑筋をテーピングして鍛えることで口 の左右のバランスが良くなり美しい笑 顔を作ってくれます。また、隣接する口輪筋、大頬骨筋、口角下制筋も引っぱられ鍛えられます。

小顔効果や深くなったほうれい線の改善効果も期待できます。

⑬下唇下制筋⑭口角下制筋⑮おとがい筋の貼り方

アゴ骨の下から口元に向かってMテ ープを引っぱり上げながら貼ります。 おとがい筋と下唇下制筋をテーピン グし鍛えることで、ゆるんだ口元を引 きしめ、下唇を魅力的な厚みのある唇にしてくれます。

さらに口角下制筋が上に引っぱられると、首につながっている広頚筋も引っぱられ、アゴ下のたるみを改善する効果があります。

⑯広頚筋の貼り方

アゴ骨の下からこめかみの下、耳たぶの前辺りまでLテープを引っぱり上げながら貼ります。 広頚筋をテーピングし鍛えることで、 ホホのたるみ、首のたるみ、アゴのた るみ(2重アゴ)改善されます。 また、この部分はリンパ節が集中して おり、テーピングでリンパの流れがよくなり、むくみがとれ小顔になります。

広頚筋はアゴ下から鎖骨までつながった広い筋肉です。 下あごのたるみをとり、美しい首を作るのには最も鍛えなければいけない表情筋です。


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