フェイシャルテーピングQ&A集

5.その他のQ&A【フェーシャルテーピング全般】

Q 5 -1>テープがはがれてしまいます。どうすればはがれませんか?
A.まずはお顔の油分を取り除くことが重要なことです。特に鼻は皮脂の分泌が多くテープがはがれやすい場所です。また、小鼻などテープで強く締めつけると違和感を感じて、睡眠中に自分ではがすことがあります。まずは、以下の手順を確認して下さい。
  • ①テープを貼る直前に洗顔(鼻だけでもいい)などで皮脂をしっかり落としてください。
  • ②指先や手の平で10 秒ほどテープを押さえて、しっかり貼り付けてください。洗顔後の化粧水や美容液の後に「専用プレジェル」を下地として使用されますと、しっかり貼り付きますのでぜひお試し下さい。
Q5-2>貼っている時間が短いと効果はありませんか?
A.時間が短くても有効ですが、最も有効な方法は就寝時にご使用いただくことです。就 寝後3時間くらいまでに各種成長ホルモンが分泌され、その後皮膚の補修作業に入る という人間の生理学的な特徴のためです。睡眠時間も6時間以上が望ましいと言われ ています。 貼ることで睡眠を妨げたりする場合や、皮膚が弱い状態のときは就寝前2 時間程度 フェイシャルテーピングの施術を行い、寝る前にはがすことをお勧めします。
Q5-3>化粧品を使用して、テープを貼ってもいいですか?
A.テープを貼る前に化粧水や美容液を使用してもかまいません。ただし、油分の多い 化粧品を使用すると貼りにくくなりますので、化粧水や美容液の後に「専用プレジェ ル)」を塗って、1 ~ 2 分乾かしてから貼り付けることをお勧めします。 さらに、指先や手の平で10 秒程度テープを押さえつけるとさらに、テープが肌にな じみはがれにくくなります。
Q5-4>どれぐらいの期間で効果を実感できますか?
A.フェイスラインや小鼻は翌朝には実感できますが目元は施術する部分によって2~ 3ヶ月かかる場合があります。 小鼻は、引き締め効果はほぼ半日持続します。また、続けると鼻の脂肪が取れてき てほっそりしてきます。しかし、鼻の軟骨を刺激して成長を促すには時間がかかり ますので、根気よく続けてください。起きているときより睡眠中の方が軟骨が成長 しますので、寝ているときに鼻をつまんで刺激するのは効果的です。 最初は、同じ箇所には2日に1回ペースで使用してお顔の筋肉 をエクササイズする と、お顔の変化をはっきり実感できます。ターンオーバー(皮膚の新陳代謝)期間 <約28 日~ 40 日位>を1つのサイクルとして施術してください。2サイクル目、 3サイクル目となればさらに大きく実感するでしょう。
Q5-5>フェイシャルテーピングは、いつすれば効果が高いのですか?日中も使用していいですか?
A.フェイシャルテーピングは、できるだけ就寝中にして下さい。日中使用される場合 は顔の筋肉を活発に動かさないようにご注意下さい。顔の筋肉が動くとテーピング した皮膚にストレスがかかり、かぶれる原因になることがあります。 また、人間が起きて活動しているときは、血液は脳や臓器や筋肉に集まり、栄養分はそれらの活動に使われます。そのために肌には栄養素がいきわたりません。眠りにつくと脳や身体の活動は低下し、成長ホルモンなどが分泌されて栄養素は体の各部 にいきわたり、体の成長や皮膚の新陳代謝が活発に行われますので、寝ている間が 効果的です。 日中に使用する場合のおすすめの貼り方は、眼精疲労のツボを刺激する貼り方や、 鼻づまりや肩こりを軽減する貼り方などがあります。
Q5-6>貼ってみましたが、変化がありません。
A.フェイシャルテーピングは顔の筋肉エクササイズなので、個人差はありますが必ず変化があります。テープでお顔を引っぱっていることを意識して貼りつけて下さい。(強く引っぱりすぎないようにご注意下さい)それでも変化があまりないようでしたら、テープの枚数を増やしてみて下さい。写真を撮っておいたり、お顔の片側だけ貼ってみると違いがよく分かります。
Q5-7>使用をやめてから、どの位の期間で100%元に戻りますか?
A.6 ヶ月間使用した20 代後半のモニターの例では使用中止して1 年経過すると60 ~ 70%元に戻りました。40 代以降の方はテーピングで筋力を鍛えないと老化で筋力が なくなりやすいので、下がった目じりなどは使用を止めると2 ~ 3 ヶ月で戻ってし まいます。体の筋肉を鍛えたり、ストレッチをやめると体は硬くなり筋肉は弱くな ります。 同じようにフェイシャルテーピングをやめ、お顔の筋肉エクササイズをやめてしま いますと、翌日すぐに元に戻るということはありませんが、せっかく変化したお顔 の筋肉や皮膚が徐々にゆるんで使用する前の状態に戻ってしまいます。お顔の筋力 と肌のハリをキープするには週に最低2 回、できれば2日おきにフェイシャルテー ピングし、お顔の筋肉と皮膚をエクササイズして下さい。
Q5- 8 >年齢制限はありますか?
A.年齢による制限はありませんが、その方の皮膚年齢によっては大きな効果が期待できない場合があります。表情筋は皮膚とつながっており、皮膚を引っぱるとそれにつられて筋肉が引っぱられます。この刺激がお顔のエクササイズになるのですが、70歳を超えてくると筋肉と皮膚とのつながりが弱くなってしまいます。完全にゆるみきってしまうと、 テープで皮膚を引っぱっても十分にお顔の筋肉エク ササイズはできません。 筋肉と皮膚がゆるみきってしまう前にフェイシャルテーピングを始めましょう。で すが、実際に80 歳を過ぎたユーザーさんもおられ成果を上げています。高齢になっ ても、筋肉や皮膚はエクササイズできますので、あきらめずにトライしましょう。
Q5- 9 >株式会社クリアで販売しているテープの名称を教えてください。
A.A.当社のフェイシャルテープは同じテープを使用方法や販路、目的に分けて名称を変えています。関係は以下のとおりです。
  • Sテープ = アイ・パッチリン  = ヒッパロンSサイズ
  • Mテープ = アゴ・シャッキリン = ヒッパロンM サイズ
  • Lテープ = 小顔スッキリン   = ヒッパロンLサイズ
  • 鼻テープ = ミニプチ小鼻    = ヒッパロン鼻用サイズ
  • Mテープ = お顔ヒッパロン   = ヒッパロンMサイズ
  • Sテープ = 目じりヒッパロン  = ヒッパロンSサイズ

≪目的に応じた使用例≫

  • ①目尻の笑いジワはSテープで目尻の皮膚を引っぱり上げてシワを伸ばすように貼り付けて下さい。
  • ②二重アゴを目立たなくするにはMテープでアゴ下のタルミやむくみを引っぱり上げるように貼り付けて下さい。
  • ③ホホのたるみを引き上げ、フェイスラインを締めて小顔にするのはLテープを使用して下さい。
  • ④丸い鼻先や横に広がった小鼻を引き締めるには鼻テープで鼻先や小鼻を締めつけるように使用して下さい。
Q5- 10 >テーピングをすると寝付きが悪いのですが、寝付きが良くなる方法はありますか?
A.寝付きが悪くなってしまう原因として、以下のようなものがあります。①テープを貼る時、引っぱりすぎている。②テープを貼る部分が多くて気になってしまう。①が原因の場合は、引っぱりすぎずに『メイク感覚』で優しくなでるようにテープを貼り付けて下さい。②が原因の場合は、効果の出やすいフェイスラインから始め、日によってパーツ別にテーピングして下さい。目元や眉間など気になりやすい部分は、他の部分で慣れてから始めて下さい。筋防錘作用によりテーピングした後、30分~1時間運動するので違和感を感じますが、時間が経過すれば運動も収まり、違和感を感じなくなります。フェイシャルテーピングをためらわれる方からは、よく「難しそう…」というお声をいただきます。 しかし、「メイク感覚」という認識をしていただければ続けることでお顔が変わっていくことに喜びや楽しみを感じていただけるのは確かです!テーピングすることに身体や脳を慣れさせるためにも、楽しく続けてキレイになりましょう!
Q5- 11 >目と鼻の整形手術をしています。既に美容整形手術をしている人でも使用できますか?何か悪影響が出るようなことはありますか?
A.美容整形手術によって悪影響が出ることはございません。今までのご使用者でつり目に整形し、少したれ目に戻すためにフェイシャルテーピング美容法をして成功した方がおられます。テーピングは美容整形と違って急激に顔を変化させるものではなく、繰り返しテーピングで顔の形を固定することにより、徐々に筋肉の位置や皮膚が固定された形に近づいていきます。注意点は顔がいびつにならないように、テーピングすることです。強く引っぱりすぎると逆効果なので、根気強くゆっくり自分の理想の形に近づけてください。
Q5-12>どうやって貼れば良いですか?
A.本テキストの「正しい貼り方」を参照して下さい。できれば正しく身に付けるためJFTA 認定トレーナーのレッスンを受けて下さい。 
Q5-13>変えたいところがたくさんあるのですが、一度にたくさん貼っても大丈夫?
A.貼り方のルールを守れば、メイクアップ感覚で一度にたくさんのテープを使っても特に問題はありません。貼るのに手間がかかるのと、気になって熟睡できない方もおられるといった問題があるくらいです。一度にたくさん使っても、ローテーションでエクササイズする筋肉を変更して毎日使っても、自分が続けられそうな方法であればかまいません。シワがよったりいびつな顔にならないように美しくテーピングしてください。
Q5-14>皮膚を強く引っぱれば、早くリフトアップしますか?
A.強く引っぱるのはおやめ下さい。強く引っぱりすぎると皮膚や筋肉にストレスがかかりすぎ、皮膚トラブルの可能性が増えます。また、皮膚を強くひっぱれば伸びるのは早くなりますが、逆にたるみの原因になります。自分の肌のハリ具合を考慮して、貼り分けることが重要です。最初はゆるく、慣れてきたら少しずつ肌の状態に合わせて引っぱる強さを加減し、テーピングした後にシワや顔のゆがみが出ないように注意して下さい。また、強く引っぱり筋肉に強い刺激を与えれば早くリフトアップ効果が出ますが、長期にわたって繰り返して強く引っぱると筋肉の疲労や他の筋肉とのバランスが悪くなり、逆効果になる可能性があります。弱めでも充分筋肉に刺激があるので、強く引っぱりすぎないように気をつけて下さい。
Q5-15>はがすときに痛いのですが・・・
A.テープをはがすときには, まずテープを水かぬるま湯で濡らしてから、「専用はがしオイル(100% 天然ホホバ油」をご使用ください。はがしオイルをつけた後テープが浮いてくるまで放置してください。次に、周囲の皮膚を押さえながら ゆっくりとテープを上に引っぱり上げずに、逆方向にゆっくりはがして下さい。(P19 図2 参照) また、テープを貼る前に「専用プレジェル」を塗ると、皮膚とテープ の間にコラーゲン皮膜ができるので、さらに皮膚が傷つきにくくなります。
Q5-16>テープを貼るとシワができるのですが・・・
A.テープの両端を引っぱって貼るだけですと、両端で引っぱられ真ん中でシワができます。片側の端から引っぱりたい方向へ、指先でテープをすべらせるように押えながら貼ることがコツです。しかし、それでも引っぱりすぎるとシワができることがあるので、引っぱりすぎには注意しましょう。
Q5-17>貼り方図のようにキレイに貼れないのですが・・・
A.貼り方図はキレイに貼るための見本です。テープが多少曲がっていたりシワになっていても仕上がりの肌にシワができてなければ問題ありません。キレイに貼るためにテープを何度も貼り直すより顔のバランスだけを考えて貼る方がお肌の負担が少なく、気軽に無理なく使用できます。

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